| 大黒柱(だいこくばしら) 家の中心にあって、屋根を支える横架材を四方から受け止める柱。 構造上大切な柱で直径の大きな材が用いられる。 |
| 体力壁(たいりょくかべ) 建物に加わる水平方向の力に抵抗する役割をする。 地震等で地面が激しく振動して、建物に水平な力が加わる際に有効である。 |
| 畳寄せ(たたみよせ) 畳と壁が接する部分を埋める細い横木。 柱、床、壁の仕上げ材となる。 |
| 建前(たてまえ) 土台を基礎に取り付け、その上に柱を組み、梁を建て、梁を架けて棟に横木を乗せるまでの作業。 |
| 垂木(たるき) 屋根の勾配に沿って屋根の構造部材に取り付けられ、屋根面の下地となる角材。 |
| 断熱材(だんねつざい) 家の外の暑さ寒さが内部に伝わらないように、内の温度が外に逃げないように、壁中や床下、天井裏に入れる材。 |
| 丁番(ちょうばん) 開き戸、開き扉等を、枠に取り付けるための金物の総称。 |
| ツーバイフォー工法(つーばいふぉーこうほう) 日本古来の柱、梁を使う軸組工法と異なり、木材で作った枠組みに合板を打ちつけて板状にした材を用い、壁、床、屋根等を作る、枠組み壁工法。 |
| 束(つか) 横架材を下から支える、短い柱のように垂直に立てて使う角材。 |
| 継手(つぎて) 部材同士を長手方向に継ぐ場合の接合方法。 |
| 妻(つま) 正面に対する側面の事。 妻に対して正面の事を平という。 |
| 出隅・入隅(ですみ・いりすみ) 二つの壁面が交差した所にできる外側の隅部の事を出隅。 内側にできる隅の事を入隅という。 |
| 天板(てんいた) 流し台、テーブル、机、カウンター、下駄箱等の上面の板の事。 甲板ともいう。 |
| 胴差(どうざし) 二階建ての骨組みで、一階と二階の中間にあって、一階の柱の頭をつなぎ、二階の柱の足元を埋め込む横架材。 この材に二階の床の骨組みが取り付く。 |
| 胴縁(どうぶち) 板壁を取り付ける下地材。 柱の外側に水平方向に取り付ける事が多い。 |
| 棟梁(とうりょう) 大工職人をまとめて住宅工事を執り行う職能。 |
| 通し柱(とおしばしら) 二階建ての場合、土台から軒まで延ばした一本柱の事。 建物の骨組みを一体にする役割があり、建物の四隅等に置かれる。 |
| 戸決り(とじゃくり) 戸が接触する縦枠の面に凹凸を付けて、戸が閉まった時に密着するようにする。 |
| 土台(どだい) 柱の下端と緊結して水平方向の触れを止める部材。 上部過重を建物の基礎に均等に分散させる役割もある。 |