《 木 造 住 宅 用 語 集 》

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額縁(がくぶち)

窓や扉の枠に取り付けた壁の見切り縁。

壁がボード仕上げの場合、これがないと壁と窓がうまく納まらない。
駆け込み天井(かけこみてんじょう)

屋根の勾配に沿って傾斜した部分がそのままの形で天井になっているもの。
笠木(かさぎ)

塀や手すり等の頂部にかぶせる仕上げ材の事。
鎌継ぎ(かまつぎ)

角材同士を接合して、一本の長い角材にする方法。

接合面を長くして引き抜きにも耐えられるような対称形に細工する。

接合部分に段差を付けると、腰掛け鎌継ぎになる。
鴨居(かもい)

和風建築等の開口部の上部に付けられた水平材。
基礎(きそ)

建物の最下部にあって、建物の重さを地盤に伝え、建物と地盤を固定するもの。
木拾い(きびろい)

設計図から必要な材木を読み取る作業。
切妻(きりずま)

屋根の側面の端を垂直に切り落とした屋根の型。
霧除け(きりよけ)

小さな開口部に雨が当たらないように、庇を開口上部に付けたもの。

外壁を流れる水が、窓や出入り口から入らないようにする役目もある。
木割(きわり)

柱の寸法をもとに各部分の寸法を導き出す寸法体系。
管柱(くだばしら)

一階、二階それぞれの階ごとに付けられる柱の事。
沓摺(くつずり)

ドアの下に設ける横板。
桁行き梁(けたゆきばり)

屋根の骨組みの一つで、長方形に架け渡された太い丸太材。
結露(けつろ)

室内の空気中に含まれている水分が、飽和状態となり室温より低い温度の窓や壁に水滴となって付く現象。

隙間風を防ぎ機密性の高い室内で於きやすい。

防ぐためにはペアガラス等を使って窓の断熱性能を上げたり、外断熱にする等。
化粧(けしょう)

建物の中で直接目に触れる部分。

天井等を張らずに直接垂木等が仕上げになるものを化粧天井裏、仕上げに直接使う材が化粧材である。
下屋(げや)

建物の主要な部分、母屋(おもや)に継ぎ足された屋根部分や部屋をいう。
建蔽率(けんぺいりつ)

敷地面積に対する建物面積の割合。
構造材(こうぞうざい)

屋根や床を支える役割をしている部材。

長くて大きな直径の用材が使われる。
コーキング(こーきんぐ)

接着性、粘着性のあるアスファルトや樹脂系の材料で、防水、防塵のために隙間を充填する事。
込み栓(こみせん)

骨組みとなる木材をつなぎ合わせる時に、接合部分の補強のためにつなぎ合わせた木材が一体となるように二つの部材を貫通させて埋め込む硬い木片の事。
小屋組み(こやぐみ)

屋根の骨組みの事。

建物の軒の高さを底辺として、屋根の傾斜に沿って角材をいくつも垂直に立ち上げその頂部に横架材を渡して作る。




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